差し歯の黄ばみって白くできる?
2022/10/22
1、差し歯でもホワイトニングできる?
いつの間にか黄ばんでしまった差し歯。差し歯もホワイトニングで白くすることが可能なのでしょうか。
・差し歯自体は白くならない
残念なことに、ホワイトニングの溶剤は人工歯である差し歯には作用しません。そのため、ホワイトニングをしても差し歯そのものを白くすることは出来ないのです。
また、ネット上にはメラニンスポンジで差し歯の黄ばみが取れるといった情報がありますが、実は誤りなんです。むしろ、差し歯を傷つけてしまう可能性がありますので使わないようにしてくださいね。
2、差し歯を白くするには?
・差し歯自体を白くする場合
黄ばみや着色汚れがひどくて差し歯自体を白くしたい場合は、差し歯自体を入れ替えるという方法があります。
天然歯のホワイトニング後、差し歯を入れ替える
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差し歯の色は途中で変えられないため、先に自分の天然歯をホワイトニングしてから、その白さに合わせて新しい差し歯に入れ替えます。
差し歯に合わせてホワイトニングする
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差し歯が 自身の天然歯よりも白い場合には、差し歯の白さに合わせるようにホワイトニングすることで、自然な仕上がりを実現することが可能です。
差し歯の表面の着色汚れや黄ばみを落とす場合
差し歯の黄ばみが深刻でない場合、セルフホワイトニングによって差し歯の着色汚れを落とし、元の白さを取り戻すことが可能なんです
ホワイトニング用の歯磨き粉を使用
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セルフホワイトニング用の歯磨き粉を使用すると、自宅でもセルフホワイトニングをすることができちゃいます。中でも、「ヒドロキシアパタイト」「ポリリン酸Na」「メタリン酸Na」等の成分配合と表示されているものを選びましょう。加えて、歯を傷つける恐れがある研磨剤を含んでいない歯磨き粉を使用することをおすすめします。
サロンでセルフホワイトニングをする
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自宅でのホワイトニングで効果に満足できない場合、サロンへ通ってセルフホワイトニングをする方法もあります。作業は基本自分で行いますが、スタッフと歯の状態を相談しながらホワイトニングをすることができます。そのため、正しいやり方で歯の着色汚れや黄ばみを取ることができます。
まとめ
歯医者で用いられる保険医療の差し歯は時間の経過とともに黄ばんでしまったり、変色しやすい傾向があります。また、ホワイトニングは人工歯である差し歯には作用しないため、差し歯自体を白くすることは不可能です。
しかし、差し歯の表面の着色汚れを落とす目的であればセルフホワイトニングが効果的です。差し歯の黄ばみにお悩みの方はこの記事を参考にして、セルフホワイトニングも検討してみてくださいね。