加齢による歯の黄ばみが気になる！
2022/10/15
はじめに
歯が黄ばんでしまう原因はいくつか挙げられますが、そのうちのひとつが加齢です。今回は、加齢による黄ばみの原因やその予防法について紹介していこうと思います。ご自身の歯の黄ばみが加齢によるものなのか悩んでいるという方も是非、この記事でチェックしてみてくださいね。
1、なぜ加齢によって歯が黄ばむの？
若いころは白くてきれいな歯だったのに年齢を重ねていくにつれて、歯の黄ばみが目立つようになってきたと感じる方は多いのではないでしょうか？ここで気になるのが、加齢と歯の黄ばみにどのような関係があるのかですよね。ここからは、加齢によって歯が黄ばんでしまう原因について解説していきます。
エナメル質が薄くなる
歯の表面のエナメル質は、歯磨きをするときに与えられる摩擦や食べ物による摩擦によって薄くなります。また、飲食物に含まれる酸によって溶けるため、年齢が上がるにつれて薄くなっていくのが一般的なんです。
象牙質の黄色みが強くなる
元来、エナメル質の内側にある象牙質は黄色い色をしています。しかし、この象牙質も加齢によって徐々に黄色みを増すことが分かっています。象牙質の色が濃くなるということは、エナメル質から透けて見えやすくなるということなんです。
歯の亀裂による色素沈着
歯の表面をじっくり観察してみると、細かな亀裂が...なんてことありませんか？表面に見られるこうした細かな亀裂も実は加齢によるものです。そして、この亀裂に飲食物の色素が入り込むことで、歯が黄ばんでいってしまうのです。
２、加齢による黄ばみを予防するには？
「年齢には逆らえない...」と諦めるのはまだ早いです。適切なケアをすることで歯の黄ばみは予防することができるんです。
歯を強く磨きすぎない
歯のエナメル質が薄くなることで、象牙質の黄色みが透けてしまい歯の黄ばみが目立つ様になります。これを防ぐためには、エナメル質へのダメージを避けることが大切です。
エナメル質を傷つける要因となるのが、日々の歯磨きです。歯を白くしたいからと、強い力で歯を磨いていませんか？ゴシゴシと強く磨いてしまうとエナメル質が削れて薄くなってしまいます。歯磨きの際には力を入れ過ぎず、優しく磨くことを心掛けましょう。
酸っぱいものを取り過ぎない
歯は飲食物に含まれる酸によって溶けます。そのため、酢の物、リンゴ酢、柑橘系果物などの酸を多く含む飲食物の取り過ぎには注意が必要です。 歯は飲食物に含まれる酸によって溶けます。そのため、酢の物、リンゴ酢、柑橘系果物などの酸を多く含む飲食物の取り過ぎには注意が必要です。
まとめ
加齢による歯の黄ばみは、エナメル質が薄くなること、象牙質の色が濃くなることや表面の亀裂が原因だということが分かりましたね。いくつかの予防法をご紹介しましたが、すでに黄ばんでしまった歯を白くするためには、ホワイトニングが有効的です。歯の黄ばみを分解して本来の白さに近づけることが可能なホワイトニングを検討してみるのはいかがでしょうか？適切なケアの継続やホワイトニングを取り入れることで歯の美しさを維持していきましょう。
